おつかれさまです
この7/16でバス運転の実技教習は
一旦終わりになり経験者の同期の方と合流して
座学を受けています
運輸安全規則から社内運輸規定
初任者テキストの内容を講師の経験や
事故の例を挙げて解説してくれます
規則の基本的な条項から講義に入り
バスの社会的地位や公共性
皆に見られているということ
車両の特性と重大事故についてなど
講義がありました
バス等の公共交通機関は
動いていて当たり前
日常にあって当たり前のものは
無くなった時にそのありがたみが分かる
なので普段はあまり「ありがとう」
は無いのだそう
もちろん、お客様によってはご利用後に
「ありがとう」
言って頂けますがね
そんな立ち位置にいても
お客様ファーストでサービスを創意工夫して
「ありがとう」
をもらえる様にするのがベスト
バスの事故といえば
軽井沢の観光バスの事故が例に挙げられます
現在でも挙げられるほど
凄惨な事故でありました
交通事故を起こせばマスコミに知られて
紙面に載りますし
バスというだけで事故の
加害者というイメージも付きやすく
会社のイメージも下がり
何一ついい事はありません
なにより2種免許が剥奪といったように
生活に関わりますし
事故に遭われた方の人生さえも奪いかねません
良いドライバーとは
「無事故で旅客を安全に輸送し
無事に営業所へ帰る運転手」
流れる様に操作して
滑らかな運転が出来るドライバーが
良いドライバーという訳ではないのですね
お金で賠償出来るものは
大概会社はなんとかなります
お金で直せないようなもの
これについては最も困るもので
なによりも事故を起こさないというのが
最優先されます
変だぞ?と思ったらまず
「止まれ」
対静止物に当てれば
0:100でこちらが全面的に悪くなります
・行き違う時
・変な走行車がいる時
・横断歩道前の歩行者渡るか分からない
・交差点左折時に横断歩道手前で止まる
・危ないッ!!!と思う時必ず
とにかく
「何か変だぞ」といったことや
「少し不安だぞ」といった場合には
一旦止まって安全確認をしなさいと教えられます
大概の事故はその様な時に
「いけるわ〜」「大丈夫だろう〜」
こうなった時に起きています
また安全確認を疎かにした時にも起きています
人間ですから100%ずっと
張り詰めてアンテナビンビン!
なんて不可能ですから(・_・;
危ない所ではアンテナを巡らせて
幾重にも安全確認をして通行すると
事故がなぜ起きたのか
どういった状況だったのか
これらを知らずに運転するのと
知って運転するのでは危険予知動作等に
大きく影響してきます
知っていれば起こるかもしれない
と速度を落として注意を向けられます
大概の運転手の方は
研修所を卒業して業務に就きますが
2〜3年たった頃に
「ガツン!」
と車庫内などて逆突事故を起こすようです
なぜ起こったのかを根掘り葉掘り探求すれば
先輩は斜め後退しながら車庫入れしている
「自分でも出来るとおもった」
という理由だそうです
先輩達は10年〜以上乗務しているベテランばかり
それをペーペーが真似て出来るもんかと
口を酸っぱくして講師の方は言われてました
何度切り返しても構わない
車体を駐車枠に対して真っ直ぐにしてから
後退していく
バックカメラ、左後方、右後方
ハンドルは微調整だけ
慣れた頃が1番危険
初心は忘れてはいけないよ